ACTIVITY
Vote at Chuo!!の主な活動である、主権者教育授業を紹介します。
様々な作業を経て、半年かけて1つの授業に向けて準備を進めます。
過去の主権者教育授業の実施実績
①ミーティング
政策テーマや候補者演説内容など、高校生への伝わりやすさに重点を置き、話し合います。
2018年度に行った3回は、子供の貧困、女性が働きやすい環境、訪日外国人が暮らしやすい環境がテーマでした。
実施する高校の特徴や、時事問題を踏まえて考えます。
②連絡
実施予定の高校と連絡を重ねます。
当日不備が出ないよう、高校に準備していただく物や生徒状況などを確認し合います。
また、大学生外部スタッフを、ファシリテーターとして募集します。友人に声をかけたり、SNSで呼びかけたりして20人程の協力を仰ぎます。
③当日ミーティング
当日高校に到着したらまず、外部スタッフを含めてミーティングを行います。
候補者演説のリハーサルを踏まえて、高校生のグループディスカッションの司会の練習をします。
④候補者演説
授業の初めは、候補者3人による演説です。
全体の前で、時には演台やパワーポイントを使って、自分の政策をアピールします。
それぞれの個性が光る15分間です。
2015年度
都立武蔵野北高等学校 2016.02..17
模擬投票テーマ
「若者の投票率を上げるにはどうしたら良いか」
政策
①ネット投票制度導入
②義務投票制導入
③被選挙権年齢引き下げ、供託金引き下げ
2016年度
中央大学杉並高等学校 2016.06.29
模擬投票テーマ
「若者の政治離れを解決するにはどうしたらいいか」
政策
①「制度」から変える 「選挙制度を変える」
②「教育」から変える 「シチズンシップ教育の導入」
③「雰囲気」から変える 「選挙をお祭りにする」
中央大学高等学校 2017.02.04
模擬投票テーマ「若者の投票率をあげるにはどうしたらいいか」
政策
①政治参加のきっかけに「選挙割の活用」
②投票をもっとしやすく「ネット投票の導入」
③政治家をもっと身近に「被選挙年齢と供託金の引き下げ」
2017年度
中央大学杉並高等学校 2017.06.14
模擬投票テーマ「待機児童問題を解消するにはどうしたら良いか」
政策
①保育所の待遇改善
②保育施設を増やす(企業の支援)
③ベビーシッターの普及
中央大学高等学校 2018.02.09
模擬投票テーマ「少子化を食い止めるにはどうしたらよいか」
政策
①育休復帰支援
②学費等経済的負担を減らす
③少子化対策税を導入
2018年度
中央大学杉並高等学校 2018.06.13
模擬投票テーマ「子どもの貧困を解決するにはどうしたらよいか」
政策
①学校に朝食制度を
②放課後授業で学ぶ機会を増やす
③部活動・課外活動の支援
品川女子学院高等部 2018.11.09
模擬投票テーマ「女性が働きやすい環境づくり」
政策
①育児休暇の義務化
②外国人家事労働者数の拡大
③企業内保育所の拡大
中央大学高等学校 2019.02.08
模擬投票テーマ「外国の人が住みやすい街づくり」
政策
①キャッシュレス化を推進
②wi-fiを使いやすい環境づくり
③外国人タウンをつくる
2019年度
中央大学杉並高等学校 2019.06.05
模擬投票テーマ「若者の投票率を上げるには」
政策
①不在者投票所の大学内設置義務化
②選挙のフェス化
③主権者教育授業のマスト化
中央大学高等学校 2020.09.01
模擬投票テーマ「地方活性化」
政策
①農村ホームステイの義務化
②都市部法人税増額
③地方医療費無償化
2020年度
中央大学杉並高等学校
新型コロナウイルスのため中止
2022年度
中央大学杉並高等学校
⑤グループディスカッション
演説後、高校生8人大学生1人のグループに分かれて話し合いを行います。
大学生がファシリテーターとなり、高校生同士で候補者の演説を吟味します。この話し合いを通すことで、高校生がその候補者を選ぶ理由が明確になり、投票しやすくなります。
⑥投票
高校生が、それぞれ投票します。
投票用紙はVote at Chuo!!オリジナルの用紙です。
本物の記載台と投票箱を使うため、実際の選挙をよりイメージしやすいと高校生から好評です。
⑦開票
全員の投票が済み次第、開票作業を行います。
候補者ごとに投票用紙を仕分けて集計している間、高校生に中央大学の魅力やVote at Chuo!!についてお話します。
⑧当選結果発表
最後に、それぞれの得票数と当選者1人を発表します。
高校生にとって、自分の1票が影響していることを実感できる瞬間だと思います。